基本性能
| 概要 | 温度レンジ・槽内容量・安全仕様を用途別に選択できる高温恒温器シリーズです。 |
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オプション32件
製品特徴
概要
操作性
標準仕様で5つの運転パターンを装備
定値運転とオートスタート機能運転のほか、2ステップパターン運転1〜3を標準仕様としています。これらのパターン運転はそれぞれリピート設定が可能で、2度目以降の運転はワンタッチで操作が完了します。
- 定時運転(オートストップ運転):一定温度で一定時間運転。
- オートスタート運転:一定時間待機後、一定温度、一定時間で運転。
- パターン1運転:2種類の温度と時間で運転(温度変化時間含まず)。
- パターン2運転:2種類の温度と時間で運転(温度変化時間含む)。
- パターン3運転(温度勾配運転):2種類の目標温度と温度変化時間で運転。
温度上昇時のオーバーシュート解消
独自の温調PID制御システムにより、あらゆる設定温度で精緻な制御が可能。温度上昇時のオーバーシュートを防ぎ、コントロール性能を向上させています。
設定操作が簡単
- 対話式インタラクション
運転に必要な設定項目はメニューキーを押すことで対話形式で順次表示され、数値を入力するだけで簡単に設定可能です。
- 直感的グラフィック
操作パネルには設定値入力部を右に配置し、数値や記号でつながるイメージをまとめて表示。LEDや引き出し線で操作を分かりやすくし、直感的に設定できます。
- 日本語表示
表示文字はすべて日本語表記で、理解しやすさを向上。
- 簡単操作
4種類の基本キーを用いて少ない動作で設定可能。ヘルプ表示やガイドにより初心者でも扱いやすいインターフェースを実現しました。
設定値常時表示
設定温度や運転残時間を常時表示し、現在の運転状況を一目で確認できます。
軽快な操作感
凹型の操作キーやメニュー化された設定項目、明るく見やすいデジタル表示により、快適で一層の操作感を実現します。
付属機能の充実
停電復帰保護機能、ヒータ出力モニタ機能、試験終了出力やトラブル出力など、充実した付属機能を搭載しています。
- 停電時: 設定値と積算時間はバックアップされ自動復帰しない(表示は設定温度と残時間を交互に表示)。
- ヒータ出力: 運転中のヒータ出力をデジタル表示。
安全性
異常判定検出ステップ
HISPECは、槽内温度の変化を多重に監視し、異常温度時には多層的に安全制御が働き、必要に応じてヒータ回路を遮断して安全を確保します。
- A/D変換
- CPU判定
- 設定温度比較
- 過昇・過低判定
- ヒータ回路ON/OFF制御
槽内温度の変化による対応
HISPECシリーズは、槽内温度の異常上昇に対し 3重の温度過昇防止機構 を備えています。まずソフト制御の過昇防止器が作動し、何らかの原因で作動しなかった場合には、次にハード制御の過昇防止器が作動します。それでも停止しなかった場合には、最終的に温度ヒューズが回路を遮断し、多層的に安全を確保します。
温度状態
安全装置
動作
シリーズ構成
縦型
横型
S type 爆発ベント付き
K type 熱風強制排気式
型式の見方
HT
型
横型:HT
縦型:HS
HISPEC横型
横型はHISPECシリーズの標準モデルです。広い試料室を効率よく加熱し、安定した温度分布性能と操作性を兼ね備えています。
オーバーシュートの解消により、高精度な温度分布性能を実現
長年のチャンバ技術を活かした器内構造に加え、風量の多いプロペラファンを採用することで循環性能を大幅に向上。±1.5℃(#40タイプ以上は±2.0℃)の優れた温度分布性能と高い安定性を実現します。
目的に合せて機能の切り替えが可能
本体正面、左下部または左上部のベンチレーションダンパ切替により、熱風循環機能と一方向熱風排気機能の使い分けが可能です。試料や目的に応じて柔軟に対応できます。
シンプルなメンテナンスゾーン
長期間運転での信頼性向上を目的に使用部品を徹底削減。その結果、メンテナンス対象が大幅に減少し、装置全体の信頼性が一段と高まりました。
ヒータ部のユニット化によってコスト低減を実現
エタック独自設計のヒータ部はユニット化により他機種と共通化。コスト低減と組立工程の標準化を実現しています。
型式
HISPEC 横型 200℃シリーズ
HISPEC縦型
省スペース設計により、設置面積を抑えながら多くの試料処理が可能な縦型モデルです。シロッコファンによる強制循環で、試料の間隔が比較的狭くても十分な均一加熱を実現します。
省スペース設計
本体を縦型にし、排気口を天井部に配置。設置面積の省スペース化を実現しました。
同時に多くの試料の熱処理が可能
熱風の循環はシロッコファンによる強制循環のため、試料の間隔が比較的少なくても十分な循環効率が確保でき、同時に多くの試料の熱処理が可能です。
耐久性にすぐれたヒータユニット
シーズヒータを標準装備することで、多くの試料を入れた場合でも安全かつ長期間連続使用が可能になりました。
ダイヤル式ダンパノブ
ダンパノブはダイヤル式で開度が一目でわかります。また誤操作防止のロック機構も付いています。
制御機器に対する防熱化粧枠の採用
高温運転時でも扉の開閉による制御機器への悪影響を防止するための防熱化粧枠を採用しています。
運転中の扉開閉時の安全性を向上
高温運転中に扉を開けると扉リミットスイッチが作動して循環ファンが停止するので作業者が熱風に吹かれることを防ぎます。
型式
HISPEC 縦型 200℃シリーズ
HISPEC S type 爆発ベント付き
乾燥時に可燃性ガス(ベーパ)が発生する環境に適した爆発ベント付高温器です。万一の爆発時には圧力を天井部の排気ベントから安全に放出し、作業者と周囲環境を保護します。ただし、引火性のあるベーパが大量に発生する場合には使用できません。
風圧を完全に排気するベントを装備
圧抜き開口部(ベント)を天井部に設置。爆発が起きても安全に排気します。
安全性を考慮した構造
排気部は床面から1.8mの高さまでしっかりとカバー。扉周囲はロック機構を備え、十分な強度を維持しつつ開閉が容易な構造です。
すぐれた操作性
温度設定から運転開始までの操作が容易で、シリーズ共通の直感的な操作感を実現しています。
型式
HISPEC 横型 200℃シリーズ
HISPEC K type 熱風強制排気式
シリコーンゴムに代表される二次加硫用熱処理に対応するために開発された熱風排気式高温器です。加硫時のガスを効率よく槽外へ排出する一方向完全排気方式を採用し、作業環境の安全性を高めます。
加硫時の折出物を外部へ排出
フレッシュエア導入と強制排気により循環効率を高め、加硫物や外部部材に影響を与えることなく処理を行います。
作業性の良い両開き扉
両開き構造で開口半径を半分に抑制。高温作業時の生産性を向上させます。
操作性の高い制御機能
オートスタート/オートストップ/ウエイト機能を標準搭載し、次回以降はワンタッチ操作で簡単に運転が可能です。
型式
HISPEC 横型
HISPEC HG type 溶剤乾燥用安全仕様高温槽
HG typeは「安全はすべてに優先する」という思想に基づき設計された溶剤乾燥用安全仕様高温器です。セラミックス成型工程や電子部品洗浄後の乾燥など、可燃性ベーパの発生を伴う加熱処理や乾燥作業を安全に行えます。
強制排気方式の採用
槽内送風は強制排気気流方式を採用。槽内で発生する可燃性ガスは常に外部へ排気され、濃度上昇を防止します。
ガス濃度警報器を標準装備
高温対応型ガス濃度警報器を搭載し、試験槽内を常時監視。ガス濃度が下限界以下の場合のみ運転可能とする安全機能を備えています。
人に優しい安全設計
扉構造は操作性と安全性に配慮し、シンプルなロック機構とセーフティインターロックを採用。無停電電源を備え、停電時も一定時間の排気を継続します。
随所に安全構造を装備
爆発ベント機構を代表とした各種安全装置を標準搭載。特殊内槽構造設計により、高い安全性を確保します。
型式
HISPEC HG220
HISPEC N type 無酸化恒温器
銅や銀電極を持つ部品の熱処理では、温度と酸化膜の関係に神経を使う必要があります。HISPEC Nタイプは、残留酸素濃度100ppm以下を保証し、酸化を抑えた熱処理環境を実現します。高性能かつ低コストでの無酸化試験を可能にし、作業者の安全性と生産性向上に寄与します。
残留酸素濃度100ppm以下を保証
N₂ガス使用量を従来比1/5に低減しつつ、100ppm以下の残留酸素濃度を安定的に再現可能です。
温度下降機構の改善
扉を閉めた状態で250℃からの温度下降能力は、従来器の1.5倍の速度。作業可能領域を拡大します。さらに短縮が必要な場合は水冷却機構(オプション)が利用可能です。
温度の均一性
温度分布性能は±3.5℃(250℃設定時)を保証。熱処理の歩留まりを向上させます。
製品名
無酸化恒温器
HISPEC H type 高温器
セラミック、各種金属などの無機材料やエンジニアリング・プラスチックの耐熱試験、高温寿命試験に適したMAX500℃対応モデルです。高温域でも安全かつ高精度に運転できます。
高性能・高精度
MAX500℃まで約60〜70分で到達。独自PID制御でオーバーシュートを抑制し、槽内の温度分布にも優れます。
安全性を重視した設計
異常温度に対する3重安全機構(過昇防止器、上限設定、温度ヒューズ)を採用。長時間使用に配慮した扉ロック機構、二重パッキンの高密閉構造です。
使いやすいコントローラ
HT/HSシリーズと共通の操作系で、2ステップのプログラム運転、オートスタート/オートストップ、各安全装置動作表示を標準搭載。直感的に運用できます。
型式
EHT-2H
使用目的に合わせた最適スペックを可能にする、豊富なオプション群。
温度過昇防止器(温度調節式)
標準の安全機構に追加して4重安全やヒータ室の温度管理が必要な場合に使用します。
シーズヒータ
操作性
- 直感的な日本語UIとパターン運転機能により、日常運用から量産ラインの熱処理まで安定して管理できます。
- 安全機構の状態確認や各種アラーム表示により、異常時の初動対応を迅速化できます。
環境対応
- 断熱・気流制御の最適化により、必要な処理能力を維持しながらエネルギー効率に配慮しています。
- 用途別モデル選定により、過剰仕様を避けた効率的な設備運用が可能です。